兵庫県立丹波並木道中央公園は、平成19年10月14日に開園した緑豊かな多目的公園です。「丹波の森構想」に基づき、レクリエーションや都市と農村の交流及び地域活性化の拠点とするべく造られました。
施設も多岐に渡り、かやぶき民家、サイクルステーション、森林活動センター、三釈迦山、丹波篠山市立太古の生きもの館などがあり、ほとんどの施設が無料で一日中遊びながら学ぶことができます。
●森の木を製材し、木工に活用
丹波並木道中央公園では、敷地内に森を所有しており、森林の木を計画的にきる→切った木を製材する→製材した木を使う/作る取り組みを一貫して行なっています。
*森林活動センター
森林活動センターには、製材所と木工施設があり、公園内の森から切り出したスギやヒノキを製材し、加工しています。ここでつくられた板材は公園のイスやベンチなどに使用されています。
制作しているのは施設の専門員と、公園内の間伐材を使って公園のベンチやテーブルをつくるボランティア「木工サポーター」の方々です。
*木工教室/プログラム
月に1、2回開催されている大人の木工教室では、未経験の方でも木工体験することができます。教室では、本格的なイスやテーブル、ベンチなどを制作することができ、自身で作った作品はご自宅に持って帰ることができます。
他にも「なみきみちクラフト」というプログラムでは、公園で間伐・製材されたヒノキのフレームや木の車に公園で採れたどんぐりや木の実などを飾りつける創作イベントも行われています。
(写真は所長の さん)