丹波市森林組合は、平成16年12月に近隣5町の森林組合が合併して設立されました。森林整備業務として、作業道の開設や間伐、またその間伐材の搬出など完全な森林整備を目指して活動しています。
本所は丹波市青垣町にあり、市島町、山南町に支所があります。
●調査に基づいたデータを用い、適切な森林整備を
森林所有者との信頼関係を築くことで、森林のもつ「緑のダム機能」や山地災害の防止機能といった多面的機能が高度に発揮できるよう適正な森林整備に努めています。丹波市での実績が多いことから、さまざまなデータや経験が蓄積されており、適切な整備を行うことが可能です。完全な森林整備のために、完全な森林の地籍調査が必要であるという理念のもと、航空写真やGPSを使用し電子データ化を行なって地籍を確定、50ha~100ha単位で森林整備計画を作成します。
●災害対策や水資源を守る仕事
また、山の整備を通して災害の防止に努めています。整備された森には水を涵養する力があるので、加古川の最上流・源流にあたるこの土地、丹波市での整備が、豊かな水づくりに繋がります。
●様々な規模の森林整備を行っています
森林整備の対象は広く、丹波市内の自治会所有の山の整備や、兵庫県・丹波市の委託事業を受けての整備も行なっています。中には個人所有の山の整備の依頼もあり、そういった方には、豊富な経験に基づく助言をさせていただいたり、補助金の提案などもしています。